トライの教師募集

INTERVIEW
先輩教師インタビュー

三栖 隆介Ryusuke Misu

プロ教師 早稲田大学卒業

家庭教師は、集団で教えるよりも、反応が直に伝わってきます。

これまでの指導歴はどれくらいになりますか?

大学院在籍中に5〜6年ほど進学塾のアルバイトをし、その後、高校の教員を5年やりました。そしてトライでの家庭教師が10年ほどになりますので、都合、20年ほどになります。
 家庭教師は、集団で教えるよりも、反応が直に伝わってきます。反応次第で教え方、対応を考えやすいのでその分やりやすいと思います。

豊富な指導経験がトライで活かされていると思いますか?

基本的には、自分がかつて高校や予備校で教わったやり方を真似ていますが、最近、日常生活で自分が使っている言葉を生徒が理解できるとは限らないと気づきました。時代が変わっていますので、言葉の方も今の子に合わせた教え方に変えています。
 例えば、私たちの世代は子どもの頃「あまた」「よろず」といった言葉は、時代劇をしょっちゅうテレビでやっていましたから、自然とその意味が身についたものです。ところが今は時代劇が激減してしまい、子どもたちがそうした言葉に触れる機会が少なくなっています。結果、何気なく使っている言葉が、意外に通じていないということに遭遇するわけです。ちょっとした言葉ひとつとっても工夫しなければいけないということですね。
 また、今の子どもたちが、日常生活できっちりとした言葉を使っているとは限りません。ご家庭で、学校で、親御さんや先生らとうまく話しているかというと、かなりあやふや。敬語であれば「召し上がる」と「いただく」は違うだろ、で通じてきたのが今ではかなり曖昧です。我々の時代ですと自然と覚えていったものですが、それをしっかり教えていかないといけないのです。
 逆に現代文の場合、生徒から教わることもあります。例えば「課金」などは、私は普段使ったことがないですが、生徒は平気で使っています。ゲームの影響でしょうが、本来の意味とは違った意味で使われているようです。こうしたやりとりも生徒とのコミュニケーションと思えば楽しく、その後の指導につながると思えば尚よしと考えています。

トライからどんなサポートを受けていますか?

実は、私は、ちょっときついと感じる程度に教えています。あまり穏やかだと生徒のやる気が出ないということにもなりますので。ところが、ご家庭からは直接は言いにくいのでしょう、トライから「ちょっとプレッシャーを感じていらっしゃるようです」とアドバイスを受けることもあります。この場合は、言葉の調子を改めるなどこちらも対応しています。自分の指導を第三者の目で、今一度振り返ることができ、今後の改善へとつながりますね。

家庭教師をやっていく上で心がけている点は何ですか?

自分が間違っていたら、きちんと謝るようにしています。例えば、事前の下調べで模範解答がいくつかに分かれているときがあります。AとBの解答があった場合に、私がAを選び生徒がBを選んだとします。生徒の方がいいと感じたら、「あ、それは君の言うとおリだね」と素直に受け入れます。
 また、小論文の解答で、予想外の良い答えが返ってくるときちんと褒めます。いつも厳しい分、ほめる時もきっちりほめるという姿勢でやっています。

収入面や待遇面でご満足されているでしょうか?

私の場合1年間で受け持つ生徒が10人、短期を合わせると12〜13人ぐらいです。仕事の入り具合に波がありますから、家庭教師の仕事が少なくなってきたら添削、採点などの仕事でバランスをとっています。ただ、そういう時期になるとトライからすぐ新しい生徒を紹介してもらえるのは、やはり大手ならではだと思います。

これからトライで働こうと思っている方へメッセージをお願いします。

私は趣味が俳句と映画なので、例えば、どこか旅行に行って俳句を詠みたいとき、生徒とそのご家庭の都合がつけば、自分の余暇に充てられます。自分が取り組みたい趣味やスポーツ、習い事などがある方は両立させやすいと思います。個人のライフスタイルを大切にしたい方にはぴったりですね。

SCHEDULE
スケジュール

09:00 起床
11:00 朝食新聞チェック
11:0017:00 教材研究など読書、映画、ウェイトトレーニング等 採点の仕事を行うことも
17:0018:00 移動
18:0022:00 授業1コマ、もしくは2コマ
23:00 帰宅
23:0026:00 入浴など入浴、夜食、メールチェック、読書
26:00 就寝

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