熊本県の中学受験情報

国語、社会、算数、理科の筆記試験に加え、集団面接が行われます。
第1限に国語と社会、第2限に算数と理科をまとめて受験します。45分で２科目を受験するため、時間配分に注意する必要があります。

国語は、作文はもちろん、記述問題や長文読解の要旨を問う選択肢問題が例年出題されます。
社会は歴史の江戸時代に関する問題が頻出です。
算数は特に難しいです。規則性の問題や、近年では植木算がよく出題されます。
理科は、生物分野がよく問われます。基本的に計算はなく暗記事項が多いので、まんべんなく何度も何度も解いて覚えましょう。

全体的に一問一答形式の問題が多いです。国語で150字程度の作文が出題されたり、理科や社会で図の読み取りの問題が出題されたりと、思考力と表現力を問う問題も目立ちます。

算数は、特に図形問題で応用力をしっかりと身につけておくべき必要があります。
国語の漢字や理科・社会の基本語句など基礎力も問われるので、総合的な学力を身につけておきましょう。

中高一貫校ということもあり、全体的に少々難易度が高いです。国語と算数は1教科45分の100点ずつ、理科と社会は1教科35分の50点ずつで、面接試験はありません。論理的思考力を問われる問題が多い傾向にあります。

特に国語は記述問題が多く出題されます。
理科・社会も、他校に比べると記述問題が多いです。
算数は他校に比べると比較的易しい問題が多いものの計算が複雑になるように出題されるため、計算問題をどれだけ落とさないかがポイントです。

熊本県立中の入試では、文系分野の適性検査Ⅰと理系分野の適性検査Ⅱが各80点満点、集団面接が20点満点の計180点満点に、調査書を加えて総合的に合否を判断します。

適性検査はⅠ・Ⅱいずれも文章やグラフ、図などの資料を読み取り、それをもとに自分の考えを答える記述形式の問題が多く出題されます。また令和６年度の入試より現在の国語・社会・算数・理科の４領域に加えて、英語も出題範囲に加わる予定です。