香川県の中学受験情報

応用算数が多く出題されます。計算問題・比例と反比例・規則性・平面図形・立体図形は例年出題されています。規則性と図形問題の難易度が特に高いので、日頃から基礎問題だけでなく、応用問題までカバーしておく必要があります。全体として解答時間内に解き終わることが課題となるので、計算問題はもちろん、規則性の問題なども制限時間を設けて練習しておきましょう。必ずしも特殊算を勉強する必要はないですが、文章問題を解くときには図や表を書きながら考える方法を知っていれば、より解きやすくなります。

特徴のある選抜方式を実施しています。年末に実施している「冬の講習会」という5日間の勉強会最終日の算数と国語の「力だめしテスト」による選抜と、受験生のみによる集団面接の結果から選抜する受験の2つがあります。高松と丸亀で受験は異なりますが、まずは講習会を通じての受験が一般的です。一般入試科目は国語、算数、英語のみで受験でき、標準レベルの問題が出題されるので、科目を絞っての対策が可能となります。

AO入試と一般入試に受験が分かれます。AO入試については夏、秋の講習会に参加し学科免除を得ることが受験条件となります。双方の入試ともに小論文と面接があり、個別の対策が必要です。一般入試科目は国語、算数のみで、難易度は決して高くありません。基礎から標準レベルの問題が解ければ合格できます。注意点として、講習会参加時は協調性を見られるため、マイナスイメージを持たれないようにしましょう。

推薦入試と一般入試に分かれます。県内出身者の入試科目は国語と算数のみです。県外の受験生は試験が３～４科目となり、国語、算数、理科、社会または国語、算数、理科の２パターンから選択できます。推薦入試は夏の体験会に参加し、適正十分と判断された生徒に限定され受験が可能です。入試レベルは基礎から標準レベルの問題が出題されます。