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リスニング含めて50分の試験で大問7題構成（大問1～3：リスニング、大問4：短い対話文、大問5：やや長い対話文、大問6･７：長文読解）。長文読解は、内容理解、空所補充、英作文などバランスよく出題されます。選択肢の正誤を問うものだけでなく文章全体の要旨を問うようなものもいくつか出題されているので、流れを押さえて読める力を身につけておきましょう。英作文は、文章をもとに答えるものと自分の考えを書くものが出題されています。正しい文法で英文を書く練習をするとともに、英文の基本的な書き方を押さえておきましょう。

大問5題構成。
大問1は計算問題や公式を覚えていれば解ける基本的な問題ばかりですが、配点が4割と高いため高得点をとれるように演習が必要です。
大問2以降は難易度が上がります。近年の大問3などは長文の読み取りと情報の整理が難しく、数学的な計算の難易度以上に文章の読解に苦労する問題が増えています。式を立てる事ができれば、計算が煩雑になることは少なく、そこまで難しくはありません。問題文の読み取りと、立式までの過程を大事にすることで高得点が狙えるでしょう。

大問4題構成。
試験時間は作文も含めて55分なので、時間配分に注意しましょう。作文では、減点されないように正しい日本語や原稿用紙の使い方に注意しましょう。
評論文・小説については文章量が多いため早く正確に読む訓練が必須です。
今年度の古典では漢文が出題されました。古文・漢文両方の基本ルールを学んだうえで、評論や現代語訳を参考にしながら読解できるようにしましょう。

大問5題構成。
実験からの考察を問われる問題が多く、一問一答形式だけでは対応しきれない問題が多くなっています。普段から教科書や資料集に載っている実験について、目的や考察をしっかり押さえておきましょう。
基礎固めを早めに終えたあと、実験から図表を読み解く問題を多く解いて慣れておく必要があります。また、実験にからめた計算問題も出題されるので、公式を覚えるのはもちろん、普段の授業から実験に積極的に参加し、理解を深めておきましょう。

大問6題構成。地理2題、歴史2題、公民1題、総合問題1題という構成です。
地理は図表の読み取りに慣れていないと苦戦してしまいます。早めに用語や基礎知識を固めて実際の問題で演習を積むようにしましょう。
全体的に記号問題の配分が大きい傾向にありますが、記述式の問題もあるため、しっかりとした知識基盤が必要になります。