大阪府の高校の偏差値一覧・受験情報

B/C問題ともに、大きな変化はありませんでした。
B問題：漢字12点　作文20点　他60点
C問題：漢字９点　作文20点　他６1点
漢字の配点は12点で、これは全体の約13%に当たります。
B問題：大問１　漢字　大問２　論説文　大問３　古文　大問４論説文
大問５　小論文(260字)
C問題：大問１説明文　大問２　古文　大問３漢字　大問４論説文　
大問５　小論文（300字程度）
ほとんどの問題が、B/C問題ともに、記号と長い記述という構成になっています。
B問題：30文字と70文字の2問
C問題：長文記述は80文字と60文字の2問　
B問題が260文字/C問題が300文字の小論文があります。
記述問題が多く「書く力」が求められるため、日頃から問題演習や要約を通して鍛えておくことが必要です。

大きな変更はありません。問題の難易度は高くはありませんが、問題数が多いため、時間管理が重要です。中学3年生の学習単元からの出題が多く見られ、10文字程度の記述問題も復活しています。問題の難易度がやや緩和されたと言えるでしょう。

大問１　地層　
大問2　運動・仕事・エネルギー
大問３　遺伝　
大問4　イオンと電池
大問１　流水・堆積物・地層・化石　図からの問題も
大問２　力と運動、運動エネルギー計算問題あり
大問３　植物と動物の分類と遺伝
大問４　金属の種類・原子・電池　計算はなし
問題は平易だがびっしり問題があり、基本の安定した知識とスピードが大切です。
まずは基本知識を押さえ、用語や実験に関する理解を深めつつ、計算問題や記述問題を解けるように練習していくことが大切です。

総合的には、やや易化した傾向があります。記号問題が25問、記述問題が14問となっており、選択肢の数が昨年より3問増え、記述問題が1問減少しました。特に社会科の問題は元々易しい傾向がありましたが、今年はさらに易化したと言えるでしょう。

① 歴史はやや易化しています。さまざまな時代から少しずつ問題が出題され、最後には公民的な貿易摩擦に関する内容が含まれています。
② 地理の問題は変わらず基本的な内容ですが、グラフから情報を読み取る問題が2問あります。
③ 公民の問題もやや易化しています。憲法や経済に関するバランスの取れた問題が出題されています。
④ 融合問題には大きな変化はありません。公民、歴史、地理の資料問題がバランスよく出題されています。
全体的に、平易な問題が多く、文理学科の受験生であれば満点に近い成績が求められると推察されます。歴史の問題はさまざまな時代からバランスよく出題されており、地理の問題も時事問題と絡めて（例えば、2024年度はサミット関連）平易な内容です。公民の分野では、憲法や三権分立に加えて経済や国際機関に関する問題が多く、広く浅く知識を持つことが重要です。
記号問題が多いため、高得点を目指す競い合いになります。資料問題には通常の教科書や問題集には載っていないグラフなどが出題されることがありますが、落ち着いて対処すれば難しいと感じることはありません。