行政事業部
東エリア担当
関西学院大学
2019年入社
行政事業部では、「人は人が教える。人は人が育てる。」という企業理念の下、所得や地域(山間部、離島)による学力格差、年々増え続ける不登校問題、教員の働き方改革、学童クラブの待機児童問題などあらゆる課題に対して、子どもの教育に情熱をもった人材とトライグループが提供している様々な教育コンテンツをカスタマイズしたソリューションを提供しています。
子どもたちは、こちらから笑顔で声を掛ける続けることで、いつしかいろいろな相談をしてくるようになり、勉強にも意欲を見せてくれるようになります。私は学習支援会場に赴き、できるだけ子どもたちとコミュニケーションをとったり、会場にいる支援員からも子どもたちの様子を聞いたりするようにしています。勉強を教えるだけでなく、ソーシャルスキルトレーニングやキャリア教育なども行っていますが、子どもたちの将来につながる支援にかかわれることにとてもやりがいを感じています。これからも、私たちにできることは何かを常に追求して、トライグループにしかできない唯一無二の支援を提供することで、地域社会に貢献し続けます。
目を合わすこともできず、支援員が話しかけても無反応な子どもや、わざと周囲を困らせる行動をとってしまう子ども等、様々な課題を抱えている子どもがいます。私たちはどんな子どもとも向き合い、支援の中で、「話をじっくり聞く」ことからスタートし、どんなに小さな頑張りにも「認める・褒める」ことを繰り返し、子どもたちが「頑張って良かった」と実感できる機会をたくさん作ることを意識して取り組んでいます。
月日が経つにつれて最初は小さな声で返事をしてくれるようになり、だんだんと会話ができるようになり、コミュニケーションを取ることができるように成長しました。また、保護者とも密に連絡を取る中で、保護者より「子どもがだんだんと明るくなってきた。これまで子どもに関することを相談できる場所がなかったのですごくありがたい。」とのお言葉をいただくこともありました。
相談を躊躇している子どもや保護者の孤立化を防ぐことはもちろんのこと、親密な他者となり、SOSが出せる関係性を作れたことにやりがいを感じました。
何気ない会話さえもできなかった子どもがたった1年で成長し、最終日に「ありがとう。」と話しかけてくれたことが忘れられません。
私は大学でこども家庭福祉を専攻し、不登校や引きこもってしまっている子どもや虐待やネグレクトなど家庭内での課題を抱えている子どもの存在を知り、その支援について興味を持ちました。
入社してから個別教室や行政事業部で多くのご家庭と関わってきましたが、ひとり親家庭で親子の関わりが少なく当たり前のことができていない子どもや、いじめを受けた影響で自己肯定感が低くなり自信を失っている子ども、人の目が気になりみんなと一緒にいられない子どもを実際に目の当たりにして衝撃を受けました。
同時に、一人ひとりの状態に合わせて支援をすることが重要だということを実感しています。
また、教育委員会にも、教員の過重労働や教員不足などの問題があり、補習授業やプログラミング学習など学校の負担になっている業務を一部引き受けることで、結果的に子どもたちの支援の質を下げないように自治体や学校との連携も強化していく必要があると考えています。
私には「すべての子どもが明るい未来を思い描くことが許される世の中にしたい」という想いがありますので、それを実現できるようこれからも一人ひとりに向き合って支援をしていきます。
13:00 |
出社・メールチェックその日の予定を改めて確認します。 |
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14:30 |
自治体訪問(定例会)生徒の出席率の報告や、イベントの企画について打ち合わせを行います。自治体と日々コミュニケーションを取り、より良い学習支援を行うことが目的です。 |
16:00 |
休憩 |
17:00 |
学習支援会場の視察現場の教師にすべて任せきりにするのではなく、生徒が不安に思っていることはないか、さらに生徒自身にとって居心地が良いと感じるためにできることはないかなど、自分たちの目で確かめるため、定期的に訪問をします。 |
20:00 |
自治体へ提出する資料作成学習支援事業のプレゼン資料を作成します。 |
22:00 |
退社 |